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サウジアラビアインフルエンサーを使って先入観を変える試み

金髪で日焼けした肌にビキニをまとっている典型的なロサンゼルス在住インフルエンサーAggie Lalさんはサウジアラビアの美徳を売り出すための最適な人とは言えないかもしれないが、インスタで80万人以上ものフォロワーを持つ彼女はSNSを通してサウジアラビアの国のイメージを変える活動をしている。

Aggieさん31歳はサウジアラビアのイメージを変える活動に参加するにあたり、生活費を全て負担してもらって美しい景色や人々とのふれあいをSNS上にて公開している。この活動は彼女以外にも他のインフルエンサーも一緒に参加しており、SNSの影響力を使って生計を立てている人々何人かで成り立っているそうだ。

去年にイスラム国で新聞記者の Jamal Khashoggi さんが陰惨な殺人をされ国際的に避難を浴びた事件は記憶に新しいが、そんなイスラム国家にとってこういった活動は観光客を呼びつけ、印象を変える大きな手助けになるのではないだろうか。

彼女が参加した10日間のプログラムはTurki Al-Faisal王子が代表として経営しているGateway KSAという団体がアレンジをしており、2年前から始まったそうだ。

殺人事件が起こった前から似たような活動は行われていたが、事件後からインフルエンサーたちを起用して積極的に国の先入観をポジティブなものに変える活動が更に広まっていったようだ。

サウジアラビアの皇太子はこの活動に対して”影響力のある若い世代の人々を起用しイメージ変更に励むという事は、サウジアラビアという国がただ新聞やニュースで見るような国ではなく、どんな話にも二面性があるんだという事を知ってもらう大きなきっかけになる。”と語った。

このGateway KSAというプログラムを通して今まで200人以上のインフルエンサーがすでに派遣され、それらの人々は主に大学生かSNSのインフルエンサーでもちろん費用は全額Gateway KSAもち。Gateway KSAは政府とも関係性が直接的にないが、サウジアラビアの航空会社、携帯会社などとスポンサー契約をしている。

有名モデル・インフルエンサーとして知られているジェイ・アルバレスなどを含めた数多くのインフルエンサーが砂漠でのアクティビティ写真や動画を載せていてサウジアラビアの投稿をよく見かけるな、と思ったらこういった活動があったのかと納得だ。

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