「こんな事もできないのか」
「お前がこの会社にいれる意味がわからない」
人々が会社をやめる時、仕事が嫌でやめるというより上司との関係性がいやで辞めるという事実は大いにある。会社での一番のストレスになっている要因は何ですか?
35%の人々は会社での一番のストレスになっている要因は上司と答えた。そしてそのうちの76%の人々は会社でのストレスが家庭や個人的な関係性に悪影響を及ぼしていると答えた。66%の人々は仕事でのストレスのせいで睡眠に悪影響があると答え、そのうちの16%の人々は実際にそれらのストレスのせいで仕事をやめたとわかっている。
上司の機嫌が悪い時、わざとでもそうでなくてもそれはチームや会社全体に伝わり周りもそれにに気づき雰囲気を暗くする。今の時代たくさんのものが外注できるが、セルフケアは誰かに頼む事など不可能だ。
自分自身以外に自分のメンタルや健康の管理をする事はできない。誰かを助ける前に、まず自分自身をマネージしない事には誰も助けられない。隣の家が火事で助けようとしても、自分の家も火事だったら自分の家をまず消火しない事には隣人を助ける事など不可能なのだ。
まずは自分自身がより良いバージョンの自分になるにあたり、周りの人に何かしてもらおうと期待するのではなく、自分で自分の為に正しい選択をしていく事が大切だと言える。
もう一度言うと、人々が仕事をやめる理由は仕事が嫌というより上司との関係性で辞める場合が多い。めんどくさい上司の機嫌を取って自分の才能を無駄にするのではなく自分の価値をわかってくれる、モチベーションの高い人々と共に仕事をしていく事は自分だけでなく、会社自体の価値も自然と上がる事に繋がる。
もしあなたが上司という立場の人間で高度のストレスと戦っているのなら、まずパターンを変えてみる事から初めて欲しいのです。本物の組織というのは成績がいい社員だけでなく、新しく入ってきた社員と古株の社員を同等に扱える会社。
しかし、あなたのメンタルヘルスをマネージするのは上司の仕事ではなく自分自身の仕事。周りの環境がどうであれそれをどう対処し管理するかという問題は、いつだって自分自身だけが解決できるものなのだ。