比較:比べてみること。比べあわせること。
比較をする事は今を生きる時代で毎日のように起こる事。ですが成功者は自分が勝つ事に目を向け、負け犬は成功した者に目を向ける。自分以外の誰かがどうしているか、どう動いているか、どう話しているかなどという事ばかりに目を向けそれが定着してしまっている。
私たちが自分ではなく他人の事にエナジーと時間を割くにつれ、自分たちに割く時間が減っていく。試合、コンテスト、大事なマッチなどは秒単位で勝ち負けが決まり、優柔不断な瞬間があれば1位と2位を競うレベルの世界。そもそも優柔不断なのは「誰かだ近づいてきているのではないか」「あの人の方がうまくいっているのではないか」「誰かに自分のポジションをとられるのではないか」などといった比較思想なのだ。
なぜ私たちは他人にフォーカスするのだろうか。ー なぜならほとんどの性能判定基準は”自分で自分をどう見ているか”で決まるという事が分かっていないからだ。
他人にフォーカスしたからといって誰かがあなたよりも優れているとか優れていないとかいった問題はあなたが変えられる問題ではない。変えられる事は自分と自分のプログレスにフォーカスして自分自身を高める事。他人ではなく、自分から変える事を始めるのです。
言い訳をしたり、スマホなどに気を取られたり、他人を責めたり、才能だけに任せっきりにしたり、混乱したりする事をやめなければいけない。その代わりに責任をとり自分にフォーカスする。覚えておかなければいけない事は才能に任せっきりで何もしない事より、ハードワークはいつだって才能に勝つのだ。
勝者にとって競争は彼らを強くし、ルーザーにとって競争は彼らを冷酷にする。
強くなりたいのか、冷酷になりたいのか、どちらにせよ決めるのは私たちだ。昨日よりもより良いバージョンの自分になる事は私たちを成長させる。他人にフォーカスした故の成長は私たちの成長を減速させる。
真実はみんな勝ちたいと思う事は当たり前だが、そんな中実際に”勝つ準備”をしそれを好んでやっている人はかなり少ない。ほとんどの人は”過程”が最も大切な事を忘れ、結果や自分が手に入れたい物だけに集中をしている。マジックが起こるのは結果を手に入れた時ではない。マジックが起こるのは日々の努力、練習、辛い過程でを経て手に入れた結果であり、そういった経験を経た人々は勝つ瞬間が訪れる前からすでに勝者なのだ。