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インスタのアカウント売買で一千万円以上稼いだ23歳

ハウスフリップをする時は簡単に言うと古い物件などを安く買い、リフォームして売りに出しますが、インスタグラムにもこの方法を使いビジネスにする事が可能なようだ。こちらの23歳のラミーさんはインスタのアカウントを売買する事をフルタイムの仕事として生計を立てており、それで一千万以上の利益を生む事に成功した。

インスタの規則ではアカウントの売買は禁止との記載があるが、インスタグラムではすでにフォロワーがいるアカウントを購入するユーザーがいて、それと共にアカウントを育てる役割をしている人たちがいるのです。彼が運営するサイトは”Too Fame“という名前で今までに1200以上のアカウント売買をしてきたそうだ。年間約300万円の利益を生み出し、このビジネスを始めてから1500万円ほどを稼いだという。

ラミーさんはこのビジネスを始めるにあたりきっかけをこう語った。”初めてアカウントを作ったのは5年前の事で、ファッションが好きだからファッションのページを作ったことがきっかけでどんどんフォロワーが増えていきその後$30(約3000円)で売った事が始まりです”。その後アカウントの売買には需要がある事に気づき、たくさんのアカウントを一度に育て上げ売る作業をし、それを会社組織として立ち上げる事になったそうだ。

テーマがあるアカウントのみ売買可能

そんなインスタのアカウント育成・売買のプロとも言えるラミーさんはニッチやテーマが決まっているアカウントのみが売買可能という事を教えてくれた。個人的なアカウントだと売買後に載せるコンテンツが一致しない事からそのようなアカウントは対象外だそう。テーマが決まっているアカウントの場合、大抵他のアカウントや人の写真をリポストするためアカウントのオーナーが誰であろうと、そのコンテンツを好んでフォローしている人達に気づかれる事がない。

例えば観光地のインスタページの場合誰もが観光地の写真や動画を簡単に載せる事ができ、売買の際に好まれるテーマとなっている。また美容、フィットネス、ファッションなどのページも需要があり収益化する事が可能と言えるだろう。

アカウントの価値

フォロワー数が多いアカウントは企業案件などの勧誘などがありとてもメリットがある。インフルエンサーマーケティングのように報酬が発生する企業案件も少なくなく、それで生計を立てているインスタグラマーも多くいる。

しかしたとえ2つのアカウントのフォロワー数が同じであっても、価値が同じだとは限らない。一番重要なのは実際のフォロワー数ではなく高いエンゲージメント率でそれがアカウントの価値となる。また、偽フォロワー騒動がある事からフォロワーが実際にアクティブなアカウントかどうかも重要だ。

そこでレミーさんは自身のサイトToo Fameで販売しているアカウントは全て本当のフォロワーだと言い切った。フォロワー一人一人のプロフィールを見て本当にアクティブなアカウントなのかをチェックする事もあるそうだ。

では一体本当のフォロワーがいてエンゲージメント率が高いアカウントは一体いくらの価値があるのだろうか?ー レミーさんは今までコンディションのいいアカウント一つで$2,400(約25万円)での売買が成立した事があると語り、その時のフォロワー数が4万人だったが購入者はそれからフォロワーを87万人に増やし、見事にアカウントの価値を100万円にまであげる事に成功した例もあるそう。

同じ事をするにはどうしたらいのか?

レミーさんによれば、シンプルにテーマが決まっているフォロワーが2万人から5万人くらいのアカウントを見つけて、DMにて売ってくれないかと交渉するだけだそう。その際に一番重要なのはそのアカウントのフォロワーが本物かどうかを見極める事でそのステップを間違ってしまうとアカウントが大きくなっても価値が上がらない最悪の事態を招くという。

交渉が終わったらする事はまずユーザーネームを何かキャッチーなものに変更し、自己紹介文を編集し、アカウントのテーマに沿ったバズりそうなコンテンツを投稿し始め、アカウントを育ててより高い値段での売買を試みるというプロセスだ。

アカウント停止などのリスク

これまでのプロセスを見ていると簡単に稼げそうと思った方もいるかもしれないが、もちろんこれにはリスクが伴う。始めに書いたようにこのような売買はインスタの規約を破っているためいつそれらのアカウントがバンになるかのリスクが大きい。せっかく価値のあるアカウントを見つけて購入しても、いつバンされるかわからないといった危険と隣り合わせのビジネスと言えるであろう。

また、フォロワー数やエンゲージメントに偽りがある可能性や支払い後にログイン情報が送られてこなくて金銭を騙し取られるなどの悪質な詐欺も少なくはない。

いくら丁寧に取引をしていても詐欺のような事が日常茶飯事で起きるインターネット上での売買は危険とリスクの隣り合わせと言える。最後にレミーさんはそういったリスクなどを含めアカウントの売買はおすすめしないと言っている。

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