最近インスタグラムではフォローをしているかしていないに関係せずスポンサーポスト(広告)がフィードに表示されるようになった事から、インスタを開けば必ずと言っていいほど完璧に編集された商品、ブランド、お風呂の水を売っている広告などの投稿を見かけます。ソーシャルメディアの市場は上がるばかりですが、最近の調査ではインスタ全体のエンゲージメント率がかなり下がっている事が分かっている。
というのは、インスタで人々がいいねをする率が今までで一番低くなっているという事で2019年に入ってからスポンサーポストに対するいいねが4%から2、4%にも落ちたという事だ。
例えば一人の旅系インフルエンサーとして活躍するインスタグラマーは、インスタで一番エンゲージメントを獲得する人物として知られていたが、2018年のエンゲージメント率8%に比べて今年に入ってから半分の4、5%にも落ちてしまった。
このような事が起きて確実に分かった事はフォロワーが少なければ少ないほどエンゲージメント率が高くなっているという事だ。1万人ほどのフォロワーのいるインフルエンサーは平均で3、6%のエンゲージメント率で、5,000から1万人は6、3%、1,000から5、000人は8、8%となっている。
少ないフォロワー数で深く関係性を築いている小規模のインフルエンサーはフォロワーが多いインフルエンサーに比べたら認知度を一斉に広げる影響力はないかもしれないが、実際に商品を購入するなどといったエンゲージメントを獲得する場合は小規模インフルエンサーが強いと言えるだろう。