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インスタグラムの”いじめ防止機能”とは一体?

インスタグラムはプラットフォーム上でいじめが起こっている事を知っているし、ユーザーにもその事実を知って欲しいと思っている。今週から始まったいじめ防止機能は2つの特徴があり、コメントの警告とオプションの制限だ。

コメントの警告は文字通り悪い言葉などを察知し、コメントができないようになる機能だ。前に行われたテストでは、この機能によりコメントができないようになるとユーザーがもう一度コメント内容を見つめ直し投稿し直す傾向にあるとわかった為、この新しい機能が採用される事になったそうだ。

インスタグラムは長い事いじめ防止機能に励んでおり、2016年の夏に初めてのコメントと絵文字フィルターがデビューし、当時バッシングを浴びていた歌手のテイラー・スウィフトの投稿に大量に寄せられた蛇の絵文字を消去する事に成功し、一般ユーザーにも2ヶ月後の9月からその機能を使えるようにした。(蛇の絵文字は”嘘つき”、”裏切り者”という意味で使われている。)そして翌年の2017年夏には自動で攻撃的なコメントをフィルターしてくれる機能がローンチされ、追って2018年の夏にはいじめ的なコメントを自動でフィルターしてくれる事まで可能にした。また、2018年の秋には画像とキャプションもいじめの対象になるであろう投稿はフィルターで消去されるようになっており、ティーンの子供達が匿名でアカウントを作成し、画像やキャプションで特定の人物をいじめる行為を防ぐ機能もある。

もう一つの特徴は制限(シャドーバン)で、現実の世界では嫌っているが人間関係上フォローせざるを得ないなどといったケースが多い事からできた機能。ユーザーがいじめっこをブロックなどせずにさりげなく制限をかける事ができるのだ。特定のユーザーに制限をかける事により、その人からのコメントを認証するか、消すか、ペンディングにしておくかを選択する事ができる。また、制限をかけた人の投稿は不適切なコンテンツと書いており、モザイクがかかって自らタップしない限りその投稿が見れなくなる。また、制限をかけた人からのメッセージはメッセージリクエストにて表示され、受信ボックスに直接はいってくることはない。

この機能の目的は、たくさんの人が特定の人をシャドーバンする事により、彼らの投稿にエンゲージメントがないとその人は諦めるか、やめる傾向にあるためそれを狙っているという事だ。そして二つの特徴に共通している事は、いかにいじめっこに刺激を与えずに見たくないものを見ないかという事。

言ってしまえば、制限をかけられているかというのもタグに関連した新しい機能を使えば調べようと思えば調べられる。というのはインスタグラムで誰かをタグ付けする際、プラットフォーム上でのやり取りがある人順にリストにされ、そこになくてもユーザーネームの初めの数文字を入れるとすぐに出てくるはずだが、制限をかけている・かけられている場合ユーザーネームを全てタイプしないと出てこない仕組みになっている。

たくさんの試行錯誤でプラットフォーム上を守っているインスタグラムだが、今後どういった方法がでて、効果があるのかを見るのが楽しみだ。

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