インフルエンサーになり写真を載せるだけで生計を立てられるなんて、なんて簡単な仕事なの?と思う方もいるでしょう。ですが、実際に多くのフォロワーを持ちそれから大金を稼ぐのは、私たちが考えているほど簡単で甘い世界ではないのです。
最近のイギリスでのインフルエンサーに向けたアンケートによれば、一番多く回答された平均的な30%のイギリスのインフルエンサーの1投稿による報酬は日本円にして約1万5千円から3万5千円程と言われており、人生を変えるような大金とは言い難い現実的な値段が伺えます。
2番目に多かったのは27%で日本円で約1万4千円ちょっと。そして11%は3万5千円から7万2千円、8%の人々は1投稿の報酬は発生しないと答えた。また6%は7万円から15万円、エリートインフルエンサーの上位2%が15万円以上からだそう。全体的に見て、報酬が高いインフルエンサーのカテゴリーはファッション、美容系や食べ物系が多い事が見受けられる。
そしてオーディエンスへのいいお知らせは、88%のインフルエンサーが企業案件での自己の感想や意見はできるだけ正直な事を述べる事を重要視しているそうだ。
イギリスで有名なゲイユーチューバー、ライター、ラジオパーソナリティ、など様々な分野で活躍するカラムによれば’、世間でインフルエンサーが稼いでいると噂されている額はかなり現実離れしているともらした。また、ーチューバーとしての活動が彼のキャリアの始まりだったが、ユーチューブで稼いでいる額は全体の収入源のほんの少しにしか満たないと足した。
”収入源の大半を占めるのはブランドとのコラボ、プレゼンターとしての活動やフリーランスでのライターの仕事なんです。そしてこれはクリエイティブな仕事全般に言える事ですが、クリエイティブなものを創る際絶対に何か新しいコンテンツを創る事に対しての愛がなければならないのです。”
”クリエイターはいくら頑張っても、いくら時間をつぎ込んだとしても、そのコンテンツが確実に利益を生むものになる、やあなたの努力が報われるなどといった保証はないのです。というのも、オーディエンスを増やすという事は私たちがコントロールする事はできないという事で、一部の人はラッキーなんだ。”
と続けた。確かに側からみたら華やかな世界のように見えるインフルエンサーという職業ですが、その裏にはリスクやプレッシャー、不平等な報酬などいろいろな事が起こっているという事がわかります。
オーディエンスを増やす事に成功し、自身のクリエイティブなコンテンツでファンを獲得している、世界に影響力を及ぼすインフルエンサーへの正しい金額の報酬や承認がもっと世間に広まるよう努めていきたい。