去年から今にかけてロサンゼルスを訪れた事のある人々は見かけた事のあるであろう、キックボードのような電動スクーター:バード。今ではサンタモニカやベニスビーチなどの海辺を始め、キャンパスや道端でも使っている人を至る所で見かけるこのスクーター。
公共交通機関が発達していないロスでは、ウーバーかレンタカーかこのバードといってもいいでしょう。この電動スクーターシェアサービスを始め提供しているスタートアップの”Bird”は100億円を調達した事明らかにし、この資金でサービスを全米にとどまらず、世界的に拡大して行く予定だそうだ。
元ウーバーとリフトの重役二人で開発されたこの会社は、いかに車の利用を削減する方法を考えてこの結論に至ったと伝えた。そして交通渋滞が深刻なロサンゼルスにしたら、乗り捨て可能の電動スクーターは天才的な発明ですぐにたくさんの人々に親しまれ、至る所で乗っている人を見るようになった。
乗り捨てできる?!使い方とは
1回の充電で24を走行可能。バードのアプリをダウンロードすると利用可能なスクーターの位置が表示される。
ユーザーは、スクーターに付いているQRコードをアプリでスキャンし、運転免許証とクレジットカードの情報を入力すれば利用することができる。費用は、基本料金(スクーターをアンロックするのに)が1ドルで、あとは1マイルごとに15セントが加算される。
2回目からはアプリを起動し、バーコードをスキャンするだけで利用可能。充電切れなどの場合がありますが、その際は速やかに違うスクーターを探してみましょう。ロスの海辺だったらそこらじゅうに転がっています。
充電があるバードを見つけたら、キックボードのようにして人蹴りして右側のGOのバーを手前に親指で押すと加速されます。(マックススピードは26キロで案外早くてかなり楽しい。。笑)
また、ブレーキをかけたい場合は左側のバーSTOPを手前に左親指で押すとスピードが止まり始めます。また、通常のキックボードのようにフットブレーキも可能。
ハンドル中央にあるデジタル数字はスピードメーター(マイル/時間)、その下のバーはバッテリー残量です。
乗り捨て時の終了方法
適切な位置に停めてから、専用アプリのLockボタンを押せば利用は解除。スマホでパーキング時の写真を取ってアップロードして終了になります。
現在、スクーターの数は1000台で、これまでにのべ25万人以上が利用した。
ユーザーは、Birdを使用後、「次の利用者が見つけやすい場所に、歩道をブロックしない状態で駐車すること」を推奨されている。
バードがある都市を訪れる際は、ぜひ体験してみてはいかがでしょうか?