ユーチューブ上で今大人気の知恵動画で有名なアーバンモンク:ジェイシェティの動画を日本語字幕・解説付きでご紹介する週刊ジェイシェティですが、今回は”孤独感の真実”についてご紹介したいと思います。
ある調査では、3人に一人の大人が孤独感を感じているとの結果を公開しました。そしてその影響力はかなり大きいものなのです。
孤独感を感じてる人々は、そうでない人に比べて半分の人々が本来の寿命よりも早く死に至ることがわかっています。そしてその孤独感が健康にもたらす害はたばこ15本を1日に吸っているのと同じくらいだそう。
また、アメリカ人のたった半分が家族や友達と意味のある深い会話を毎日していると答えました。ジェネレーションZ(90年代後半から2000年代に生まれた世代)は今までで一番孤独を感じている世代とも言われており、将来健康に及ぼす被害は大きいであろうといわれています。
孤独感は気持ちだけでなくいろいろな面に繋がっています。寂しい気持ちだと何もする気が起きず体を動かさなくなり、スマホに長時間費やしてしまい周りと面と向かって会話をする機会が減りがちになってしまいます。
2万人の大人を対象にした調査では、54%の人々が親しい人が一人もいないと答えました。そして56%の人々は人と時間を共にしているが、必ずしも彼ら出ある必要がなく、ただ孤独感を紛らわすためだけに人といることがわかりました。また、40%の人々が社交性に欠けており、孤立感があり、意味のある関係性を築けていないと答えました。
世界は人で溢れかえっており、たとえ人混みに紛れ込んでいたとしても孤独に感じている人が多い。
パーティに招待されて行っても、本当は帰りたいと思っている。
SNSはライクで溢れかえっているのに現実世界でのライクに飢えている。コメントは来るのに電話をしても掛け直って来ない友人からの電話。
孤独感は思っている以上に私たちの健康に影響を与えています。
6年間にわたり2500人の消費者を元に実施された調査では、物(車や家、贅沢品など)を成功の印と考えている人はそうでない人に比べて孤独に感じているそうだ。一つの解決法として、物を買う代わりに旅行など何か体験できるものに投資し始めることが挙げられます。
また、何か新しいことを学び始める為クラスに通うのもいいかもしれません。ボランティアをして世界に貢献することもマインドを満たしてくれるかもしれません。過去のことばかりに縛られている人々を時間を共にするのをやめ、今や未来について真剣に話せる新しい出会いをさがすのもいいかもしれない。
孤独感は2つの要素から生まれることがわかっている。
一つは社会的接触の少なさ。もう一つは人と関わりがあるが、理解されていない、または愛されていないと感じることだ。
孤独感はただ人と時間を共にすればいいということではなく、本当の意味での関係性を築くことによって解消されるのだ。
だが他人からの愛を求める前に、まずは自分を愛することから始めてみませんか?