今日は私がランダムに見つけた一つのユーチューブ動画についてお話ししたい。日本でも知っている人は多いはずのコメディアン、ユーチューバー、女優として幅広く活躍している、ショートビデオアプリ:ヴァインから人気に火がついたライザコーシー。
そんなライザのユーチューブチャンネルの登録者数は800万人にも昇り、インスタグラムは1800万人のフォロワーを持つソーシャルメディアクイーン。今回偶然に見つけたユーチューブ動画は”Why I took a break”(私がお休みをしていた理由)という名前の動画で、ライザのチャンネルにはめずらしくちょっと真剣な内容そうな動画で興味本位でクリックしたのがきっかけだった。
再生してみると真剣な内容だけれども、いつもの彼女のコメディ調の雰囲気から始まり、動画を見るにあたり空気が重すぎるなどと感じることは終始一度もなかった。だが、満面の笑顔とジョークから少しちらつく、少し油断したら涙が溢れてきてしまいそうなバイブスが感じ取れなくもない気がした。
動画の初めに彼女は、SNSをお休みしていた理由を今更掘り起こすつもりはないけど、結果論から言えばその理由のせいで今まで上げていた動画と同じクオリティのものをファンのみんなに届けられる自信がなくて、お休みをすることにした。と告げた。完璧主義の彼女には質より量をとる選択肢がなかったようだ。そしてこの問題について視聴者のみんなとシェアしたくて何度も試みたけど、心の準備ができていなくてできなかったと続けた。
”もし今あなたが辛い状況にいるなら、そこにたどり着いたのは片道チケットではなく往復チケットなんだって事を忘れないで。あなたがどんなにきつい状況に立たされていたとしても、絶対にパワーアップした状態で戻ってこれるから。約束するわ。”
お休みをせざるを得ない程体調を崩していたライザのこの言葉はかなり響くものがあるし、彼女にできたのなら私たちにも絶対にできる。
そして自分自身で健康的にハッピーになるにあたり学んだ事をシェアしてくれた。
”毎日を生きていく上でマインドと健康に幸せを感じられるものを探してそれを習慣化する事が大切。他の誰かが幸せな人生を送っているように見えてそれをまるまる真似したとしても、それはその人の幸せであり、自分の幸せのレシピは自分にしかわからないから。”
他人からのアドバイスを受ける事については、他の人の意見を聞くのはいいと思うけど、自分の人生を彼らのように生きるのは不可能だとも語った。
いくら人から意見を聞いたとしても、結局は最終的に自分で自分の人生を決めていかなくてはならいないのは間違いないと感じた。
彼女の仕事面については、お休みをする前の時期について振り返り、”金銭的に安定した生活を送っていてもそれがメンタルや感情的に安定している事とは全く別だ、とお金で買えない大切なものについても語っていた。
また、彼女は仕事に対する情熱が薄れていた事を知っていたにもかかわらず、周りからの期待がありそれに対してただ隠そうとしかしなかった事など自身の経験などもシェアしてくれた。
”成功とは、失敗し続けても情熱を失わずに続ける事だ” – Winston Churchill
SNSをお休みしていた事からソーシャルメディアの問題についても語った。
SNSはみんな完璧な瞬間しかシェアしないから、自分は哀れな人生だとか他人と比べがちだけど、みんなアップダウンがありそれぞれの問題がある事には変わりない。だからもっと内面的な問題にオープンマインドになってそれを快く話し合えるようになればいいと彼女自身の意見を述べた。
SNSに入り浸り、フォトショ済みの完璧なモデルの写真やミリオネア気取りの投稿をみてどこか脳は満たされるかもしれないが、心が”現実”から遠ざかりすぎて現実に飢えるのを防ぐために、彼女はインスピレーションの投稿をしているアカウントをフォローする事を挙げた。
個人的にお勧めするアカウントは、英語のページになるが@jayshettyのアカウントで、ポジティピティを世界中に広めている方。
変化を求めている+何もしない=危機
もし自分自身の問題に今立ち向かわなければいけない時期を過ごしているならば、コンフォートゾーンから抜け出し、新しい事に挑戦するなど成長するにあたり行動を続けている限り、出口は見えてくるはず。
プロの助けが必要な場合、カウンセラーや処方箋、瞑想などに挑戦してみるのもありかもしれない。
ほとんどの人が悩みを抱えている今の時代だが、もし周りに深い悩みを打ち明けてくれた人がいたなら、それはその人が信頼しているという事。ジャッジや否定をせず、受け入れてあげるという事ができればその人にとってこれ以上ない支えになるでしょう。
ホットライン>https://jssc.ncnp.go.jp/soudan.php
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