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さっそく本題に入りますと、2018年のインフルエンサーマーケティングは過去最高に成長を遂げ、フェイスブックやその他のプラットフォームでの規約変更などのおかげで賛否両論となったインフルエンサーマーケティングですが、年々注目を浴び続けている今では欠かせないマーケティング法の一つとなりました。そんな中、今回の記事では2019年のインフルエンサーマーケティングにおいて企業又はエージェンシーがカバーしておくべき4つのトレンドや注意点をご紹介したいと思います。
インスタグラムの可能性
フェイスブック、スナップチャット、ツイッターなど様々なソーシャルメディアのプラットフォームがある中、インスタグラムの急成長ぶりに目が離せないのが現状です。
昨年のインフルエンサーマーケティングでは93%の企業案件がインスタグタム上で行われていたと言われています。その数字は、インフルエンサーマーケティングの2大プラットフォームと言われているフェイスブックとユーチューブ両方合わせたパーセンテージを上回ったとクリエイターIQのCOOが報告しました。
昨年11月のトップ10インスタグラムビデオ再生ランキングを見てみると、カーダシアン家の最年少ビリオネアとして知られているカイリー・ジェンナー、ストリッパーからのサクセスストーリーで有名なカーディB、人気ショートムービーアプリVINEから人気に火がついたレレポンズなどそれぞれ数個の動画がトップ10入りしていて、数え切れない数のコメントやライクがあることから、大きい要因としてはセレブなどの有名著名人のインスタグラムの使用率だと考えられます。
そんなカイリー・ジェンナーはSNS上最も影響力のあるセレブとも言われている一人で、1投稿あたり4億回以上の再生数(動画)、7ミリオンものいいね、149,000件以上のコメントで広告価値は1投稿につき100万ドル以上とも言われています。
今ではサービスや商品を売り出したい企業やブランドに最適なマーケティングツールとなったインスタグラムですが、大規模のセレブだけではなく小規模のマイクロインフルエンサーの影響力も目が離せません。
そして最近のフェイスブックのスキャンダルから、フェイスブックの傘下であるインスタグラムがフェイスブックが持っている個人情報を受け継ぐと言われているのでインスタグラムのこれからの規模拡大に及ぶ企業やブランドのメリットにも今年度もっと注目していきたいところです。
ナノインフルエンサー
昨年はマイクロインフルエンサーが流行り注目を浴びていましたが、2019年はもっと小規模の狭い範囲でフォロワー数千人単位で動いている低予算で柔軟がきき、又規模が小さいことからリスクも少なくナノインフルエンサーの注目が高まっています。
長期契約
インフルエンサーと企業両者ともにウィンウィンなのが長期契約。一回の投稿での契約だけでなく、数回や長くて数年に渡ってインフルエンサーと共にオーディエンスを集めていく方法は地道ですが確実に特定のオーディエンスを掴める一つの方法とも言われています。
インフルエンサーの信頼性
昨年のインフルエンサーマーケティングでは、フォロワーを購入しフォロワーの数を偽り本来よりも高額な広告費をもらっているインフルエンサーが話題になったが、それによりそれぞれのプラットフォームがフェイクアカウントの消去に力を入れた年でもありました。
その他ユニリーバが偽フォロワーのアカウントとは絶対にビジネスをしないなどといった発表や、エージェンシーのシステムの改善によりフォロワーを購入した可能性のあるインフルエンサーを識別できる機能、契約の際の細かいエンゲージメント数をブランドとシェアする義務などから、100%とはいえないがそれに近い所まで改善できた2018年でもあったと言えるでしょう。