師走となりますと、何かと慌ただしい年の瀬でございます。
2017年度はガンタレにとって大きな一歩を踏み出した一年となりました。
さてインフルエンサーマーケティングといえば2017年の一大トレンドでもありましたが、もうすぐそこに迫っている2018年度はどういった方向に向かっていくのでしょうか。
最近のCaptiv8の研究では、大手ブランドがインフルエンサーマーケティング(ンスタグラムポストのみ)に出費した額は月に225億ドルにも昇ると言われています。また、Worldwide Google Search Interestの調査によると今年の今月(12月)は過去12ヶ月で一番”インフルエンサーマーケティング”が検索された月となりました。
このようにインフルエンサーマーケティングが今年一年で今まで以上に大成功を遂げた年でしたね。
また、来年には大手通販サイト・アマゾンがインフルエンサーマーティングに参戦するとのことで、来年もインフルエンサーマーケティングは絶対に欠かせないマーケティングツールになる事でしょう。
そして、カテコリー別に来年度、2018年にインフルエンサーマーケティングで注意したい事についてお話したいと思います。
インフルエンサーとの関係性
インフルエンサーを起用する際、長期的な関係を築くことを踏まえて人材選びをしていますか?
インフルエンサーマーケティングを起用して効果を上げたファッションブランドの一つと言えばユニクロ。
ユニクロはプチプラで知られていますが、ブランドの年齢層を下げるためにインフルエンサーマーケティングを活用し、見事効果を上げました。
そのコツとしては、ユニクロは一度きりの投稿のためにインフルエンサーを起用せず、長期的な契約をし数ヶ月に一回のポストといった形を使いました。
そのため、投稿により信憑性が出て効果の最大限につながったという結果になりました。
そしてインフルエンサーを起用する際は、ブランドが見つけようとしている人材像とインフルエンサーの間に何か共通のものがある事、お互いに利益が出る関係性と関係性を持続させる努力が大切になってくるのではないでしょうか。
ロボットアカウント
USCとIndiana Universityの研究によると、15%以上のツイッターアカウントが人ではなく、ロボットだそう。
という事は、50000000アカウントがフェイクという事になります。
インフルエンサーを起用する際、ロボットやフェイクオーディエンスを持つアカウントに騙されないための判断基準として使える事が以下の3つです。
①フォロワーを見る
気になるインフルエンサーのフォロワーの場所や年齢、身分、職業の統計を知る事によってそのアカウント・フォロワーがロボットかどうか、判断する一つの軸になる事があります。
②投稿を観察する
一つの投稿のライクを観察する事によって、その人がオーディエンスを購入しているかどうか判断する一つの軸になる事があります。
急激にオーディエンスが増えるなど、怪しい可能性大なので要注意です。
最終的にいくらオーディエンスがいるように見えたとしても見破ってしまえばそのオーディエンスは偽物で、実際にブランドの売り上げや利益に貢献する事は難しいと言えるでしょう。
③クロスプラットフォーム
本当の影響力があるインフルエンサーは、クロスプラットホームで活躍する傾向が多いように思えます。
クロスプラットホームとは、異なるプラットフォーム媒体、例えばツイッター、インスタグラム、ユーチュブなどです。
もし気になるインフルエンサーがクロスプラットホームで探せないようでしたら、要注意かもしれません。
インフルエンサー x 消費者
ブランドが利益を出し続け、インフルエンサーがマーケティングツールとしてリードし続ける限り、インフルエンサーマーケティングは必然的に避けられる事のない存在となるはずです。
そして2018年度に今まで以上にインフルエンサーマーケティングが大成長していく事を楽しみにしております。