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【2020年予測】インフルエンサーマーケティングにとってどんな年になる?

2019年もあと少しとなりました。年々変化が起きているインフルエンサーマーケティングですが、2020年はインフルエンサーマーケティングにとってどういった年になるのでしょうか。SNSプラットフォームの規約変更、より高いエンゲージメント率・ROIを得られる方法の分析などが進んでいますが、そういったことがこれからどう影響していくのでしょうか。

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あるマーケターによれば、2020年はインフルエンサーマーケティングのターニングポイントとなると言われている。いままでフォロワー数を偽ったり、エンゲージメント率を偽ったりするインフルエンサーが続出したり、スキャンダルが案件に悪影響を及ぼしてしまったり、メンタルを壊してしまうインフルエンサーだったりとトラブルが付き物だった。また、Z世代やミレニアルがユーチューバーやインフルエンサーに憧れ一つの立派な職業として認識され始めていたり、消費者へのアプローチも時代に沿って変わりつつある過去数年だった。

インターネット上では、現在80億円程の経済効果を与えるインフルエンサーエコノミーは2020年までに倍になるとも言われている。マーケットへの投資の増加によりインフルエンサーの数は増えるばかりでいままで以上の数のインフルエンサーが飽和したプラットフォームで競い合うことになる。

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インフルエンサーというものが流行り始め、企業案件が当たり前になっている今の時代、少し前に比べてある意味いまのインフルエンサーたちは自己主張や意見の主張が弱くなっている気もする。中には独自の世界観にこだわりを持ち続けているインフルエンサーも存在するが、スポンサーに操られ、元々持っていたユニークな視点を忘れがちなのは残念だ。2009年をファッションブロガー誕生の年として例えるのであれば、2019年はフィードが企業案件で埋め尽くされるほどインフルエンサーが増えすぎた年と言える。あなたのフィードに流れてくるインフルエンサーの自然で本格的な動画はきっと何回も撮り直し、編集を重ね何百万もの報酬を受け取っているものだろうし、果たしてそれは”コラボレーション”とフェアに言えるのだろうか?

SNSマーケティングが主流になり始め、消費者も十分に承知している事からあからさまなザ・企業案件という投稿にエンゲージメントを示さなくもなっている。また、何百・何千人のフォロワーを持つ小規模インフルエンサーの登場でフォロワーが少なくても本格的な投稿をしている事から、企業やブランドにとってどのサイズ・種類のインフルエンサーとのコラボで一番メリットが生まれるかを選ぶのも一つの大きなチャレンジだ。

2020年のインフルエンサーマーケティング

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偽フォロワー騒動を受け、マーケターが確信したのは信頼できるのはエンゲージメント数だけだという事だがインスタグラムのいいね数非表示テストではかなりの反響があり、同時に心配もある中新たな見極め方法を見つけなければいけなくなっている。とはいえ、ひとつのエンゲージメントを測る”いいね数”というものだけではビジネスのインパクトとして見たときにそもそも不十分だった。いいね数非表示テスト以外の衝撃的な変化といえばクリエイターが投稿から収益化を可能にする事ができるようになるという事。インフルエンサーのページから買い物ができ、チェックアウトまでも済ませられたりするようになるそう。やはり本当の理由は”メンタルヘルスのため”という表向きの理由などではなく、企業案件や広告料の増加を試みている大人の理由が隠されている説が濃厚ではないだろうか。

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とはいえ、いいね数非表示という新しい動きをとった事によりインスタグラムは本当の意味でのユーザー作成型イーコマースプラットフォームに進路変更していると言えるし、業界全体にポジティブな影響を与えていると感じる。

今までとは違い、本当の意味で成功していくインフルエンサーはいいね数なんかでは測る事のできないアクションをとっていくだろう。なぜなら一時の感情を躍らすような投稿ではなく、もっと意味のある、オーディエンスをインスパイアさせるコンテンツ提供が必須となってくるから。今までマーケターはたくさんの試行錯誤をし失敗を重ねインフルエンサーを採用・コラボしていたと思うが、これからのインフルエンサーは”いいね数で測りきれないサポート”を勝ち取らない限り生き残れない為、マーケターにとってはやりやすくなるのではないか。

そして2020年に求められるインフルエンサーマーケティングの変化は今まで以上に戦略的に進化していくという事。たくさんのマーケターが既に気づいているように、オーディエンス、ターゲティング、最適化などというのは実際に成功するマーケティングをするにあたってたった半分の要素だ。後の半分は”クリエイティビティ”で自分のオーディエンスが好きそうなコンテンツというのはインフルエンサー本人が一番よくわかっているのではないか。

賢い企業はテストと測定を繰り返し、自分たちが一番求めている数字を叩き出せるインフルエンサーを探し出し、継続的なコラボレーションを測るだろう。

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