インスタは今年に入ってから様々な規約を変えてきましたが、中でも一番大きな変化となったのはいいね数を非表示にするという動き。はじめは日本を含む７カ国のみでテスト実施されたが、その後にアメリカを含む世界中の国で実施される事が決まった。オフィシャルや様々なニュースで伝えられている理由は、メンタルヘルスに良いプラットフォーム作りや、いいね数にとらわれない投稿の質をあげるという事だが、それは表の理由であり他に本当の理由があるのではないかと言われているのは確か。
その本当（裏）の理由というのは一体なんなんだろうか？
いいね数非表示の裏側
今となっては誰しもが持っているフェイスブックアカウントだが、そんなフェイスブックのデータサイエンスチームは、いいね数を非表示にする事でプレッシャーが少なくなりユーザーの投稿頻度が上がるのではないかと期待している。
ユーザーのエンゲージメントが上がれは、人々はよりたくさんの時間をアプリ上で費やす事になり、結果的にインスタからフェイスブック広告にくるユーザーのおかげで広告収入が上がるという事だ。
インスタグラムはこの件についてオフィシャルのコメントを拒否したが、実際のところそうであればつじつまが合う。インスタの責任者は以前にこういった効果が起こりうる事をメンションしたが、それでも”目的は若年層ユーザーのためにクリーンなプラットフォームにすること”という理由を突き通していた。
とはいえ、いいね数非表示はまだテスト段階でずっとここの機能が導入されているかは未定。この変更はインフルエンサーやセレブリティの立場が揺らぐ可能性もあり、少なくとも彼らのビジネスになんらかの影響を与える事は間違いない。
これからテストがどのくらい続いていくか、ユーザーの反応などがきになるところだ。
