食べログのようなレストランのレビューが書きこめるサイトのアメリカバージョンはYelpという名前で、レストランだけではなくネイルサロン、マッサージ、ショッピングモールなどといったお店というお店のレビューが自由に見れて、書き込めるサイトがある。レストランもそうだが、ネイルサロンやマッサージといった技術的なことをサービスするお店に行く前は必ずと言ってもいいくらいローカルの人はチェックする。
そんな中、アメリカで活躍するあるインフルエンサーが行った彼女が書いたイタリアンレストランに対してその口コミサイトに注目が集まっている。レビューの中では、”今まで行ったイタリアンレストランで一番よかった”とも書かれているが、それ以外の言葉は思いつく中で一番悪く書かれていた。
彼女はインスタグラムで活躍するインフルエンサーで、フォロワーは1万人ほど。それをレストランのマネージャーに伝えて、料理のプロモーションをSNS上ですると言ったにもかかわらずお会計でそれらの料理が割引になっていなかったことが星1のレビューに繋がってしまったそうだ。
以下が彼女が投稿したレビューの全文。(英語)
”食べ物が美味しと聞き一度試しに行こうと思い行きましたが、マネージメントと、カスタマーサービスの悪さのせいで星1のレビューを書いています。私と彼氏はカラマリ、ボンゴレ、ニョッキを頼み、どれも全部美味しかったです。
マネージャーが食べ物はどうですか?と聞いてくれて、率直においしいということを彼女に伝え、私のインスタのフォロワーが1万人程いるためそこでプロモーションできるということも伝えたところ、とても嬉しそうだったのでそうすることにしました。が、意味を履き違えていたようで、私はタダで料理をもらえることの交換にプロモーションをするということだと思いオファーしたものの、お会計を見たときに割引という言葉は一言もなく、全額請求されていたのです。全てとは言わないけど、料理1品か飲み物くらいはお会計から抜いてくれてもいいんじゃないかと思います。
料理は美味しかったから残念ですが、こういう体験があったことから私はもう二度とこのお店には戻りません。マネージャーはお客様の扱い方から学ぶべきですね。”
このレビューにはたくさんの批判コメントが殺到しており、今ネット上ではかなりバズっている。
”この人本気で書いてるの?一お客さんとしてみんなと同じように金額は払うべき。”
”食べる前にプロモーションの話があったならともかく、そうでないのにこの言いがかりは恥を知るべき。”
インフルエンサーだからといって無料の商品や食べ物がもらえる前提でいる謙虚ではない姿勢、天狗な姿勢は彼女だけでなく一般的によろしくないのではないだろうか。誰かにとって良くないというよりは、結局は自分のキャリアを閉ざしてしまうことになり自分の首を締めるということになる。
いつだって貪欲に謙虚な姿勢を貫くことは何においても必要な人間力なのではないだろうか。