一見華やかに見えるフォロワーが多いインスタグラムアカウント。でもそのフォロワーって本当に本物なのでしょうか?
アメリカのニュース番組CNNがフェイスブックのアカウント8300万人分は偽物のアカウントだと報じました。
ツイッターでは2000万人、インスアグラムでは実在するアカウントの8パーセントが偽物アカウントのこと。
そして近頃はフォロワーを”買ったり”自動でいいねやリツイートをしてくれる課金制のものを使い、”有名人”になりきる人も少なくないそう。
どうやって見極めるのか?
マーケティング側からしたら、インスタグラマーを雇い宣伝するときに誰を起用するかはとても重要なステップです。
そしてこの3つのステップが典型的な特徴だとわかりました。
1)フォロワーの成長加速現象
ファンベースは決して一夜では作れません。時間と努力と工夫で人々があなたに初めて興味を持ち始める。
なので一夜にしてフォロワーの成長が加速する現象は極めて怪しいと言えるでしょう。
人工的に作った一夜にして生まれるフォロワーというのはこのようにして急激にフォロワーが増えている様子が伺えます。
しかしコンテンツに時間と努力をかけアカウントの成長を伸ばしている場合このようなグラフになります。
波はあるにもかかわらず着実にアカウントの成長が物語っています。
しかし覚えておきたいのは一つのポストにバイラルが生まれた場合、偽フォロワーアカウントのようなグラフになり得ることは稀にありますよね。
2)フォロワーの位置情報の矛盾
インスタグラムが流行りだして、フォロワーを管理するツールやアプリがたくさん出回り始めました。
もちろんインフルエンサー起用の際、アカウントのフォロワーが主にどこに集中して集まっているのか確認するツールもあります。
ローカルなブランドをローカルで影響力がある人に宣伝してもらいたい場合、企業側にはかかせないツールですね。
本物のフォロワーというのはジャスティンビーバーやビヨンセなど国際的スターを除き、出身国や地域に集中する傾向が見られます。
なので一見影響力がありそうでも、偽フォロワーの場合世界中に散らばっているということです。
つまり、場所の人口統計を確認することは二つ目に偽フォロワーか見極めるポイントとなります。
3)契約率の低さ
企業とのキャンペーンの際そのインフルエンサーがどれだけ案件に取り組んだか、見られるのはライク、シェア率、コメント数など結局は数字でジャッジされがちです。
そこで偽フォロワーを持っているアカウントの場合、実際の影響力が期待よりもはるかに下回る結果となるのです。
このように全く関係のないコメントだったり、とりあえず数だけをこなしているようにも見える多くのコメント。
そしてこのポストを投稿することにより新しいフォロワーや興味のありそうな雰囲気がない場合、それはレッドフラグです。
このような手軽にフォロワーを”購入”できるサイトがたくさんある中、偽アカウントにだまされない為の3ステップでした。